2015年4月9日木曜日

大きくなって始めた生徒の記録/Kyokoちゃん


「のだめカンタービレ」でピアノに興味を持った、14歳のKyokoちゃんの成長記録です。私が引っ越すまでの、僅か9ヶ月間だけの指導でしたが、かなり弾ける様になりました!

・レッスンを開始して1ヶ月目くらいの演奏


・2ヶ月半くらいの演奏



・3ヶ月目の頃の演奏



・5ヶ月目の演奏「小さな世界」(本人がディズニーにはまっていてやりたかった曲を、連弾風にアレンジしてあげました!)


いよいよお別れの時が近づいてきました。
ディズニーの曲「美女と野獣」を、私のケンタッキー最後の発表会で演奏しました。


・・・この曲を聞くと、Kyokoちゃんが最後の方のレッスンの時に、「最近、この曲を弾きながら泣いている夢を見るの。それで、ゆみえ先生行かないで〜っ!て叫んで目が覚めるの」と言われたのを思い出します。(ずっと指導出来なくてごめんね)

この演奏は、小さい生徒には無い、お姉さんらしさもある中に、Kyokoちゃんの天然であどけない感じと、ピアノが好きだという気持ちの純粋さが出ていて、しっとりと美しい旋律が心に響いてきて泣かされる演奏です。

最後は、「隠れた名曲」で立派に締めくくってくれました。日本でも広めたい、アメリカの作曲家で、クラシックだけでなくジャズの作品も素晴らしいです!この作品は、彼のジャズの曲集の中の一曲ですが、ジャズっぽく無い斬新さ(変則リズム)が魅力的です!
左手は単調で少し冷淡な感じがありますが、初心者には弾きにくいです。右手のメロディーをその分歌わせるほど、「幻想的」な雰囲気がより引き立ちます。

・「Change for a five」


14歳から始めて、たったの9ヶ月間でこんなステキな演奏が出来る様になれる何て、やはり可能性というものを感じずにいられません。Kyokoちゃん、またいつかピアノを聞かせてね。楽しみにしているよ♪

Kyokoちゃんからの感動的な最後のお手紙
ゆみえ先生へ
10ヶ(月)間という短い間でしたが、今までに本当に有難うございました。先生とのレッスンは毎回楽しくて、とてもためになりました。ゆみえ先生と出会えたこと、そしてレッスンを受けれたことは 私にとって、一生の宝物です。
今まで本当に有難うございました。京子
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2015年3月15日日曜日

上達出来なかった生徒の立て直し成長記録②Kanon

KMTA Keyboard Festival 2012 "Kanon"
他所で習って「上達出来ない」と悩んで YUMIE PIANO STUDIO で習い始めた双子のお姉ちゃんのKanonちゃんの成長/上達を紹介します。

 最初に教室へ来た時は、楽譜が全然読めていませんでした。(当時9歳)
Moekaちゃんと同じで全て1からやり直しました。というより、マイナスからのやり直しだったので、0(ゼロ)に持ってくのも苦労でした。
これはMoekaちゃんと同じく大変だと感じましたが、可能性を信じて必死に立て直していきました。(でも本人は、楽しんでいたのでそれが更に上達へ導いたと思います)

習い始めて1ヶ月くらい経って初のYouTube用の撮影に挑戦!

初めての審査員の前での演奏です。(見事にメダルを獲得しました!) 

3ヶ月弱で"Menuet BWV Ahn.114" by Christian Petzold  を弾きました。

半年程経った頃の演奏(チョコレートパーティー)
人前でしっかり安定した演奏が出来ていますね。持ち前のマイペースな性格が出てる!?

9ヶ月目くらいの時の発表会 ガチャンというアクシデント音(!)がしてもよく止まらず演奏を続けられましたね。バロックと古典も色々挑戦した時期でした。

1年4ヶ月経つと基礎も確実に習得出来てきて、あとはどんどん上達するだけといった安定期に入りました。その頃の演奏 「エチュードアレグロ」

2年4ヶ月目で2回目のケンタッキーキーボードフェスティバルでは審査委員からSuperior Rate/最高評価を貰いメダルをゲットしました。その時のバッハの演奏です
コンテンポラリーからはハチャトリアンを弾きました

2年11ヶ月目で初めてのドビュッシーの作品

双子の連弾「サンサーンス」

3年2ヶ月目でチェンバロでバッハの息子の作品に挑戦

そしてお別れの時が来ました。Moekaちゃんと一緒に帰国直前まで週2回レッスンに来ていました。
最後のレッスンでは、私のドレスを着てモーツアルトソナタK.545を弾きました 

 指導方針で生徒に背伸びさせる事は、極力させない主義なので、全ての曲は譜読みに時間をそこまでかけていません。ロケットじゃないですが、飛ばす迄に充分に燃料を入れる=基礎を充分に入れる事で、中級以上くらいから差が出ます。Moekaちゃんと同じでテキストブックを全て終了させました。
練習の負担を最小限にしてやることで本人が楽しみながら上達出来たと思います。

マイナスからのスタートでの3年ちょっとの成長振りはいかがでしたか?

Kanonちゃんの他の動画をみる

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関連記事
*レビュー/習った感想がここで読めます
*過去のニュースレターで、保護者からのメッセージ等もご覧になれます


もっと他の生徒の演奏を見たい方は、こちらからどうぞ!

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2015年3月13日金曜日

他所で習い上達出来なかった生徒の成長記録①Moeka



他所で習って「上達出来ない」と悩んで、 YUMIE PIANO STUDIO で習い始めた双子の妹のMoekaちゃんの成長/上達を紹介します。

 最初に教室へ来た時は、楽譜が全然読めていませんでした。(9歳でした)
全て1からやり直しました。というより、マイナスからのやり直しだったので、0(ゼロ)に持ってくのも苦労でした。
これは大変だと感じましたが、可能性を信じて必死に立て直していきました。
(でも本人は、楽しみながら進んでいました!それが更に上達へ導いたと思います)



 素直で言われた事をちゃんとやってくれて6ヶ月も経つ頃には、悪い癖を直してきて抜けた基礎を入れてやる事で良い兆候が感じられました。



1年ほど経つと、楽譜も読める様になって指も動く様になり、あとはもう楽しみながらどんどん上達するだけといった安定期に入りました。



2年4ヶ月目のケンタッキー鍵盤フェスティバルでは、審査委員から最高評価でWinnerとなり、メダルを授与しました。



初のドビュッシー(お姉さんらしくてステキです)


チェンバロも好きでした!
2年8ヶ月くらいのチェンバロ演奏を見る


2年9ヶ月目で邦人作品「湯山昭」の”虫歯”を見る


2年11ヶ月目のクレメンティのソナチネ Op.36, #3の演奏を見る

3年2ヶ月弱でチェンバロでバッハの息子の曲の演奏を見る


お別れの時が近づきました。

本帰国ぎりぎりまで忙しいのに最後の最後まで学びたい!と週2回レッスンに来て
最後のレッスンで私のドレスを着て演奏しました!

最後の演奏動画 「タランテラ」を見る(ドタバタした中たったの4週間の練習量です)


 約3年間の成長/上達ぶりを改めて振り返ると、たったの3年程でよくここまで出来る様になったなと思います。(しかもマイナスからのスタートからでした!)
基礎を学んで教材も全て終了して上級に入るところ(11歳)で卒業していきました。

こんなに可能性のある生徒が、今まで一度も評価されてこなかったのが残念であり不思議です。
その後、日本へ帰ってから”会う人会う人にとても高い評価を受けてる”と聞いて、寧ろそうなるべきだとつくづく感じています。

やはり生徒の可能性を信じて向かい合う事が良い成果/結果に繋がるように思います。
それと保護者の方のサポートが大きいです。自分の子供の上達が思わしくないと感じた際に、子供の才能のせいにせず、先生を変えていなければ、私と出会うことはなかったです。

このように、何処かで習って上達が出来なかった生徒でも(この生徒と同じ様に小3くらいまで楽譜も読めなかったような生徒でさえ)見違える程に輝けるということが実際にあります。そして残念ながら折角輝けるのに、埋もれさせたままの生徒も多いです。これが既に諦めてる学習者への何らかの励みになれれば幸いです。

Moekaちゃんの他の動画を見る

________________________________________関連記事
*レビュー/習った感想がここで読めます
*過去のニュースレターで、保護者からのメッセージ等もご覧になれます

もっと他の生徒の演奏を見たい方は、こちらからどうぞ!

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2015年3月3日火曜日

小さい生徒の演奏/VERY YOUNG STUDENTS: Ayane, Saho, Makoto, Michael, Darrick

年齢に関係なく生徒の演奏を見たい方は、こちらでいくつか紹介しています!

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                        Ayane(age, 3-4)

指導して半年くらい経った頃のチェンバロの演奏を紹介したいと思います。
"Menuet BWV Ahn.114" alternativement  by Christian Petzold(練習期間=2週間)

この頃本帰国が迫ってきていた事もあって僅かな練習量でしたが強引に撮影しました。これから紹介するAyaneちゃんの動画は、リサイタル時以外全て殆ど1週間の練習量です。
(私の生徒達の演奏動画の殆どはリサイタル以外2〜3日から1週間程の練習量が平均になります)

Ayaneちゃんは、同じ門下の生徒、Sahoちゃんに憧れていてSahoちゃんの動画を見ていましたが、最後にどうしてもSahoちゃんが弾いたソナチネ(↓これです)

を弾きたいと願っていました。(沙帆/ソナチネ1楽章 by クレメンティ作曲-5歳時)オクターブが未だかなりきつかったと思います。

         この曲をマスターしたい!と、これを見て憧れたんだね^^
          半年の限られた時間でAyaneちゃんの願いは叶うかな!?


      習い初めの頃の動画から順に半年間の道のりを紹介していきます。
(*以下の太字をクリックすると動画に飛びます)



                             ・初動画!3歳後半でレッスンを始めて約1ヶ月で両手演奏!


・2ヶ月経つと、強弱等しっかりしてきました!


                      ・  習い始めて3ヶ月で初めてダンパーペダルに挑戦!4歳になりました!


・初めての発表会!チューリップをアレンジしてあげました!


                           
                                                4ヶ月経つと ペダルも使い慣れてきました!


                             Lois McCoy Festival
習い始めて約5ヶ月目(4歳)。毎年恒例のブルーグラスエリア(レキシントンケンタッキー)音楽指導者協会(日本のピティナ米国版)主催のフェスティバルで演奏しました。これはコンペティションではないものの審査委員がいます。審査委員は毎年大学の教授(ローテンション)なのですがAyaneちゃんが「小さいのに凄い!」と最高の評価を頂きました!後で審査委員の方と話した際、レッスンを始めて未だ5ヶ月満たないと伝えると、腰を抜かしていました。この生徒は「人に聞かせたい!」という想いが強かったので弾き終わっても嬉しくていつまでも留まっていようとして会場を沸かせました!







続いてしっとりと「第二楽章」これが一番難しいかな!?




                                                   「第三楽章」元気に終わろう!


             〜最後のレッスンの日が来ました〜
        憧れの曲を本人の希望でドレスでチェンバロで挑戦しました!

   1週間の練習量だったので不十分でしたが、目標をたった半年で達成出来ました!
      本帰国後 、「大先生」に習っているそうです。将来が楽しみですね♪
  
 Ayaneちゃんの他の演奏はここから見れます:Ayaneちゃんの動画のまとめ

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                                         Saho(Age, 3-5)
     
     こちらの生徒も小さいのに凄く弾ける!と注目されてました! 

Saho & Yumie
Sahoちゃんみたいになりたい!と思う生徒が沢山いました。
      本帰国までの約2年間指導しましたが愛嬌のある人懐っこい生徒でした。
             
 レッスン開始から1年くらい経った4歳になった頃で、ギロックの「仏蘭西人形」を弾きました。
  

                これは人気の曲です!
                                     (ピアノ歴1年7ヶ月)

  

        バッハのコンペティションではもっと大きい生徒達と競って最年少で優勝しました!
Lexington Bach Contest

     

                         コンペティションで弾いた曲をチェンバロで!
                                            4歳、ピアノ歴1年8ヶ月の時です!


教材の内容が5歳児用ではないので弾き難くかったでしょうね。 

 
 
どうしても折り紙のピカチュウと一緒に撮りたかったようです。

未だ早かったのですが、本帰国が迫ってきてたので強引にモーツアルトのソナタK.545の一楽章も撮影しました。本気国が迫った頃に練習時間もなかったのですが記念にアップしました。
1週間で譜読みを終えました。
2楽章、3楽章も1週間で終えました。
更に同じ時期にベートーヴェンの「エリーゼのために」とバッハの「インヴェンション1番」もやっていて1週間で殆ど譜読みが出来ていました!

最後ご紹介するのは愛くるしいSahoちゃんの魅力が出てる私のお気に入りです!
 
                              たった1週間の練習量で教室のチェンバロで一発撮りでした!
    これで弾き終わってからぬいぐるみをいい子いい子するのを真似したがる子が続出!

Sahoちゃんの他の演奏はここから見れます:Sahoちゃんの動画まとめ集


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Makoto(Age, 5-6)

5歳になったMakoto君は、お友達のSahoちゃんのようになりたい!と習い始めました。

最初の頃の演奏が以下↓のリンク先から見れます!





Patch Competitionというブルーグラスエリアでは最も難易度の高いコンペティションの一つなのですがMakotoが特別賞受賞し、入賞者達の演奏会に招待されました。その時の演奏が以下のリンク先から見れます↓



レキシントンフィルのコンサートマスターの企画した発表会でも弾きました!


お母さんが作った手作りのモーツアルトの衣装です!
レキシントンソナチネコンペティションでは最年少で優勝!
                                   教室で勉強会の時に大好きなスターウォーズの格好で楽しく演奏!



Makoto君は、毎日たったの10〜15分くらいの練習量で2年でここまで弾ける様になりました!


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Michael(Age, 4)
4歳になって直ぐに習い始めたマイケルの演奏でピアノ歴僅か4週間!
以下のリンク先から演奏が見れます↓

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Darrick(Age, 5)
マイケルのお兄ちゃんで、他の先生の所ではじっとしていられないからレッスンは厳しいし、「未だ早過ぎる」と言われていた生徒でしたが、落ち着きが無かったのは単にシャイだったようで、慣れてきたらピアノに向かい始めてどんどん上手になりました。そんな可能性にワクワクしましたが、残念な事に急な転勤が決まり2ヶ月しか習えませんでした。

紹介する演奏は、ケンタッキー州音楽指導者協会 主催の鍵盤フェスティバルで、大学の教授が審査委員となり優れた演奏=Superior Rateという評価を貰った生徒にはメダルが授与されます。この年に参加した自分の生徒達は全員「Superior Rate」を貰えました!


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Kaoru(Age, 5-6)

先ず実働レッスン期間15ヶ月目の演奏を紹介します。
 

週2回レッスンをして、めきめき上達したKaoruちゃんでしたが、バッハの譜読みを1週間でほぼ全部見てきたり、テクニックも上がって今後が楽しみな生徒です♪

そのバッハのオルガンでの演奏を紹介します。

うっかり補助台を置き忘れてしまいましたが、踏ん張りが不安定な中、よく完走出来ましたね!(深く反省)

他の動画はここから見れます:Kaoruちゃんの動画まとめ集

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